宮田昇始のブログ

株式会社SmartHRの社長です。

SmartHRがテレビCMを打つ理由

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テレビCMやるよ

SmartHRがテレビCMやります!

フジテレビ、テレ朝で、8/17〜8/31まで放映されます。めざましテレビや、アメトーーク!(日曜版)、スマステーション等でも流れる予定です。個人的によく観る番組「有吉くんの正直さんぽ」でも流れる予定なのが嬉しいです。

また、同時期にJRおよび東京メトロのトレインチャンネルや、駅ナカのサイネージ、日本交通タクシーでも流れます。

映像は、ドラゴンボールや幽☆遊☆白書で、事務作業におわれているキャラクターとして表現されることの多いエンマ様を、俳優の田中要次さんに演じていただきました。

YouTubeでは今日からCM動画公開してます! 見てね!

www.youtube.com

なぜやるの?

理由はとてもシンプルで、SmartHRが、存在を知ってもらえさえすれば高確率で導入していただけるサービスだからです。実際、営業マンが訪問すると、ざっくり半数は導入決定していただけています。(すごい!)

ただし、「クラウド会計ソフト」などと違って、「クラウド人事労務ソフト」は、そのジャンル自体の存在がまだまだ知られていません。ジャンル全体の認知が事業成長のキャップ(上限)になっているんですね。

クラウド会計ソフトは、その前身となる「インストール型の会計ソフト」が1980年代後半から存在していたそうです。もう40年近くもあるそうです。

1980年代にはオフィスコンピュータが販売され、大企業以外でもコンピュータの導入が進みます。経理業務にも広く使用されるようになりました。さらに、1980年代後半には低価格なパソコンが提供され、小規模な企業でも使用できる経理ソフトも開発されました。

ここにおいて、一気に経理業務が電子化されていきます。この時期に開発され、現在でも使われているソフトウェアがいくつかあります。

参考:これで納得! 会計ソフトの歴史と進化|ITトレンド

私も、起業した当初、会計や簿記の知識はまったくありませんでしたが、「会計=ソフトウェアでやるもの」という認識はすでにありました。ジャンルの存在自体が市場に浸透しているということです。

しかし、SmartHRのような「クラウド人事労務ソフト」は、前身となる「インストール型の人事労務ソフト」がほとんど存在していませんでした。その為、労務手続系の業務をソフトウェアでやるという発想自体が市場になく、いまだに「紙」「手書き」「ハンコ」「郵送」「Excel」でやる認識なのです。

テレビCMにどこまでの効果があるかは結果を見ないとわかりませんが、このジャンルを認知してもらう為にも、テレビの力が必要だと思っています。

まずは東京から、認知を一気に広げていきたいと思います。(今回は東京メインで、1都3県での放映です。)

なぜいま?

今年の春頃から、インターネット業界以外の業種のお客さんが(劇的に!)増えてきました。いまでは、飲食チェーン、アパレル、建設業、宿泊業、医療法人、寺社仏閣などでもご利用いただいています。

つまりはインターネット広告だけではリーチできない層へと市場が広まりはじめています。

また、ユーザー企業の規模も大きくなり、全国に複数の店舗・支社を持つような、数千名規模の会社も増えてきました。直接的な担当者さんの理解だけでなく、例えば各店舗の店長さんたちの理解を得ることもスムーズな導入には必要になってきました。

そこでマス広告です。インターネット広告だけではリーチできない層へのアプローチを探りはじめます。

マス広告について調べていくなかで、様々な方にヒアリングをさせていただきました。広告代理店さんにはじまり、大手のマーケ担当者さんや、同じくスタートアップでテレビCMを継続的に放映している会社さんなど。

ヒアリングを重ねた結果、市場の状態、プロダクトの状態、会社の残高(!)などを鑑みて、いままさにテレビCMを放映するのにベストなタイミングだと判断しました。

お金あまってるの?

ちなみに、決してお金があまっているわけではなく、まだ28名しかいない会社からすると、かなり背伸びをした大胆な投資です。株主達からも「攻めるね・・・!」とコメントをもらっています。

SaaSにはユニットエコノミクスと言われる指標があり、一般的に、顧客獲得コスト(CAC)と、LTVのバランスが LTV>3CAC以上であれば、目一杯アクセルを踏みましょうと言われています。

SmartHRは Churn Rate(解約率)が0.8%とかなり低く、ユーザー企業の規模拡大に伴い1年間で単価が約2倍になるなど、順調に伸びており 、LTVはなかなか良い状態です。

これまではアクセルを踏みたりない状態でしたが、このタイミングで一気に踏み込むことにしました。

もちろん、Churn Rate 0.8% で計算すると、LTVを回収しきるまでにかなりの期間がかかる計算ですので、キャッシュフロー的にはかなり攻めた判断だと思っています。

あなたの実力を試してみませんか?

先述のとおり、SmartHRは、社員数28名のまだまだ小さな会社です。アルバイトやインターンは0名で、本当にこの人数で事業を成長させています。

「もうできあがったプロダクト(会社)だよね?」と言われることがよくありますが、そんなことは全くありません。

最近入社したメンバーも、口をそろえて「こんなに課題が多いとは思わなかった!笑」「拡大の余地しかない!笑」と言います。

そんな、ぜんぜん整ってない組織でも、こんな大胆なチャレンジができます。

あなたもSmartHR社で、自分の実力を試してみませんか?

歴史に残る模範的なソフトウェア、事業を、一緒につくりましょう!

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次回予告

「SmartHR、テレビCM炎上のお詫びと今後の対応」