4月23日(火)に開催された「Scrum Recruiting LABO #2」に登壇してきました!
当日につかった資料をSpeakerDeckで公開しました。わかりやすくする為に、当日から少しだけ内容変えています。
このブログではスライドの解説付きで、SmartHRの採用の特徴をご紹介します。
登壇内容を解説つきで
まず、イベントについてざっくり紹介すると、
- 人事だけじゃなくて、全社員で採用活動に取り組まないと厳しい時代だよね
- 社員が積極的に採用に関わっている会社の取り組みを聞いてみよう
という趣旨のイベントでした。
SmartHRは「社員が積極的に採用に関わっていそうな会社」としてお声がけいただきました。ありがたや🙏
SmartHRの採用の特徴
↑ SmartHR社は2019年4月現在107名ですが・・・
↑ 3年半前は「渋谷のワンルームマンション」「創業メンバー3名」「社員0名」でした。そこから3年半で100名超に急成長しています。
↑ では、その採用にはどんな特徴があるの?という内容を喋りました。内容は宮田の主観です。
↑ この3つがSmartHR社の採用の特徴です。「オープン」「変な企画」「メンバーが主体的」。
特徴1. とにかく「オープン」
↑ まずは「オープン」について。
↑ 見たことある方も多いかもしれませんが、面接用の資料をWeb上で一般公開しています。
↑「給与レンジ」と「各レンジごとの人数比率」。
↑ 「昇給実績」なども公開しています。とにかくオープン。
↑ 実際に公開している資料がこちら。興味がある方はぜひご覧ください。クリック or スワイプするとスライドがめくれます。
↑ ちなみに、昨年8月にこの資料を公開して、応募数が『5.3倍』に増えました。
↑ 5.3倍!!
↑ 公開から8ヶ月で『39万回』閲覧されています。
↑ 39万回!!
詳しい結果はこちらのブログ↓で公開しています。なんでもオープンです。
↑ その他のオープンな取り組みの1つとして、エンジニア向けの「体験入社制度」があります。
「外から見ると良い会社っぽいけど、本当にそうなの??」という疑問の解消や、「入ってみたら思ってたのと違った!」というギャップを防ぐ目的でやっています。
体験入社制度について、詳しく知りたい方はこちらの記事↓をご覧ください。
ちなみに、第一号の体験入社してくださった人に、ブログ↓まで書いてもらっています。とにかくオープン。
特徴2. 「変な企画」
↑ 採用に関しては「変な企画」が多いです。このイベントの来場者の方にも「独特な感性をお持ちのSmartHRさん」という紹介のされ方をしていました 👀
↑ さて、話は昨年の5月までさかのぼります。
当時はあまりエンジニア採用がうまくいっておらず、半年間エンジニアの入社がない状態でした。
当然、経営課題として認識していました。
↑ エンジニア達は、半年も入社がないので「歓迎会のやり方を忘れそう...」という課題を感じていました。そこ?
すると「そうだ、歓迎会の練習会をしよう」「ついでに何人かイベントに来てくれたらラッキー」「サイゼリヤで飲み会をしたい」という謎なコンセプトでイベントが開催されることになりました。
その名も「エンジニアの入社歓迎会の練習をする会」です。当時のイベントページはこちら。
本当に2〜3人来てくれればラッキーくらいのテンションでしたが・・・
↑ まさかの応募者120名!!
これはサイゼリヤで会社説明会でもやったほうがいいのではと思ったのですが・・・
↑ 本当に歓迎会の練習会をやっていました。
↑ しかし、なんとその後、1ヶ月で7名のエンジニアさんを採用できました。
↑ 1ヶ月で7名!!
もちろん、歓迎会の練習会だけの効果ではないのですが、いろんな施策の積み重ねです。
イベントの様子もレポート記事を公開しています。ここでもオープン。
↑ 続きまして、つい最近の話ですが、毎年スポンサーしている「 RubyKaigi 」という、プログラミング言語Rubyのカンファレンスに今年もスポンサーをしました。
↑ 「普通にスポンサーしてもおもしろくないよね」ということで、持ち込み企画でバスを走らせました。
というのも、今回はRubyKaigiは福岡開催だったのですが、会場は博多駅からけっこう遠く、移動が不便そうでした。
そこで、快適にRubyKaigiを楽しんでもらうためにシャトルバスを走らせることに。良い体験とSmartHRを紐づけて覚えてもらえたらうれしいなという企画です。
↑ バス停(物理)もたてました!
↑ 大量のエンジニアさんたちを運ぶシャトルバス達
↑ シャトルバスでSmartHRを覚えてもらう仕掛けとして、グルメマップをつくりました
↑ こんな感じでグルメマップを、バスの座席のネットに入れて配布。移動中に手にとってもらえるようになっています。
もちろん、裏面には採用につながる仕掛けがされています。
シャトルバス乗る→グルメマップもらう→時間がある→smart HRふむふむする(しかもrubykaigi参加費用負担の経費精算書付き)→素敵!
— よっさん@採用広報マン (@yosaaan1123) April 19, 2019
導線がねー最高よね#rubykaigi #rubykaigi2019 pic.twitter.com/EMKYb5G51i
↑ 理想的な流れです。
↑ ちなみに、グルメマップ自体はCEOとCTOと人事部長が自腹で福岡で飲み食いしてつくりました。
その過程も、Webで読める記事にもなっているので興味あればこちらもどうぞ。出せるものはなんでもオープンに。
特徴3. 「メンバーが主体的」
↑ 最後にメンバーが主体的に採用に関わってくれている話を。まさに本日のイベントのテーマですね。
↑ 例えば、さっき紹介したこの体験入社制度はエンジニアの ぷりんたい が発案し、企画〜宣伝〜受け入れまで全部やってくれています。
↑ これは先日開催したオンラインセールスの採用イベントです。
SmartHRのオンライン商談のデモンストレーションを見てもらって、テクニックや使っているツールを全部見せるというもの。またまたオープンですね。
この企画も、関係部署を巻き込みながら、オンラインセールスの @satoho0718 が企画〜宣伝〜当日の登壇までこなしていました。
↑ サイゼリヤでの歓迎会の練習会も、エンジニアチームが企画して、サイゼリヤ神保町店さんのバックアップの元、当日の運営までやり切っていました。マーケのメンバーも写真撮影や記事の執筆も手伝ってくれていました。
↑ また、40名の社員がリファラル採用です。みんなリファラルに協力的です。
↑ セールスとエンジニアには、各チームの専属リクルーター的な役割を、自発的にやってくれているメンバーもいます。
↑ 「なぜ、主体的に採用活動をしてくれるのか?」
このイベントにあわせて、メンバーに聞いてみました。
もしかしたら「この会社が好きだから」とか嬉しいことを言ってくれるのかなと、淡い期待をしていたのですが・・・
↑ 『オンラインセールス職は、採用市場が狭くて、積極的に発信しないと候補者に届かないから』
↑ 『応募よりもリファラルのほうが、採用率が高くて効率的なので』
↑ 『現場のほうが活躍する人の要件がわかっているので、スクリー二ングや書類選考はこちらでやるほうが効率的だから』
↑ 『採用のコストが下がるからですかね。あと、お金大好き! 🤑』
↑ みんなドライ!!
思いのほかドライな回答でした😭
しかし、とても本質的なことだとも思いました。
少し話は変わりますが、SmartHR社では、経営陣とメンバーが同じ情報を持ち、かつ十分な権限があれば、メンバーも経営陣と同じように意思決定ができるという考え方をベースにしています。
そのために、重要な経営情報をメンバーに対してとにかくオープンにして、権限を委譲し、現場でも重要な意思決定ができる組織づくりをしています。
詳しくはこちらのブログを御覧ください。
その成果が、少なからず採用活動にも出ているのかなと思っていて、彼らの行動を誇りに思います。
最後にいいコメントを1つだけ紹介します。
↑ 『この会社の今が、正しい会社のあり方だと思ってて、こういう会社にうまくいって欲しいから』
↑ いい話!!
↑ という感じで、SmartHR社は人事だけでなく、メンバーも採用に積極的な会社です💪
↑ そして、今月から六本木グランドタワーの新オフィスに移転しました!増席すれば300人まで入る設計です。
↑ ちなみに SaaS はとても人が必要なビジネスです。
参考:
SaaS企業は従業員一人当たりの売上が1000万円 〜 3000万円。
— Hiro Maeda (前田ヒロ)#SaaSTokyo (@djtokyo) February 19, 2019
なので売上100億円目指すのであれば少なくとも従業員300人の会社を目指す必要がある。
SaaSはとにかく人が沢山必要。
まずはサブスクリプションで100億円の売上を目指しています。300人まで採用するぞい💪
↑ ちなみに、その採用を支える人事メンバーをもう2人急募しています🙏
↑ 私達と一緒に、偉大な会社をつくっていきましょう! We are Hiring !!
最後に・・・
SmartHR社では、ほぼ全職種で絶賛採用中です!
興味が湧いた人は採用ページをのぞいてみてください〜!
▼ 採用ページ(全職種) smarthr.co.jp
▼ 採用ページ(エンジニア向け) smarthr.co.jp
▼ エンジニア向けに体験入社制度もやってます! tech.smarthr.jp
あらためて会社紹介スライドも置いておきますね^^