新入社員と1on1をしています
入社して2ヶ月が経過した全社員と1on1を実施しています。
一般的な1on1と同様に、コーチング的な効果を期待していますが、組織課題の早期発見の役割も果たしています。
また、この1on1実施後は、社長にも気軽に話かけやすくなるみたいで、組織内の心理的安全性を高めることにも少しは寄与しているかもしれません。
(実は、私自身かなりの人見知りで、私からも話しかけやすくなるので助かっています。)
質問リストを公開します
天気
- この2ヶ月、SmartHRで働いてみた感じを天気で言い表すと、晴れ or 雨 or 曇 のどれですか?
- 降水確率でいうと何%くらいですか?
その理由
- その天気の理由はなんですか?
- 降水確率が○%の理由はなんですか?
入社前後のギャップ
- 入社前後でギャップはありましたか? 良いギャップ、悪いギャップ、両方教えてください。
関わりが多い人
- 業務上で関わりが多い人TOP3を教えてください。
- それぞれ何対何対何の割合で関わってますか?
認識のズレ
- 先程の3名と一緒に仕事をしていて「強い認識の差」を感じる瞬間はありますか?
- 3名それぞれについて教えてください。
点数
- 自分の仕事っぷりに点数をつけるとすると100点満点中、何点ですか?
加点要因
- 「60点」とのことですが、その点数が獲れている要因を教えてください。
減点要因
- 逆に「-40点」の減点がされている要因を教えてください。
100点とるために
- 100点を獲るためには、どんなことをやっていく必要がありますか?
障害になりそうなこと
- それをやっていく上で、障害になりそうなことはありますか?
助けが必要なこと
- 障害を乗り越えるために、誰かに助けて欲しいことはありますか?
ホメたい人
- 身の回りのホメたい人はいますか?
- 具体的にどの辺をホメたいですか?
最後に
- なにか言っておきたいこと、聞いておきたいことはありますか?
ちょっとだけ解説
天気
天気って誰もが共通認識をもっているので、相手の状況を理解しやすいです。
例えば、「けっこう楽しい」「かなり苦労してる」よりも、「快晴で降水確率5%未満」「曇りだったけど晴れ間が見えてきた。降水確率は20%くらい」のほうがわかりやすいです。また、「傘は持って行きますか?」など深堀りもしやすいです。
相手の状況を把握してからのほうが1on1を有効に進められるので、1番最初にこの質問をもって来ています。
認識の差
分かりづらい質問なので、具体例を出すことが多いです。
具体例
- Aさんはプロジェクトが順調に進んでいると思っているが、いまの進捗だと危ない
- Bさんはチームの教育プログラムが十分整っていると思っているが、非効率なことが多い
- Cさんは優しさから簡単な仕事しか振ってくれないが、早く難易度が高い仕事をしたい
- Dさんはいまのシステム構成で問題ないと言っているが、このままユーザー企業が増え続けるとサーバーが持たない
90%くらいは「特にないですね〜」との回答なんですが、たまに重要な組織課題が見つかります。個人的には一番有益な質問です。
また、3名のなかに上長(評価者)がいなかったときは、3名+上長について聞くようにしています。
ホメたい人
時間があまったときに聞く質問ですが、チーム内での意外な関係性や、「あの人はそんなことまでやっているのか!」という発見があるので好きな質問です。
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